端末側の進化も予期せぬ摩擦を生んでいる。Apple Inc.が開発するiPhoneや、Google LLCがエコシステムを主導する最新のAndroid端末では、高画質映像を効率よく保存するために「H.265/HEVC」という高効率コーデックが標準採用されている。
従来のMP4形式(H.264)と比べ、HEVCは同等画質を約半分の容量で保存できる優れた技術だ。しかし、この高度な圧縮形式は、アプリ側での再エンコード処理時に端末へ極端なプロセッサ負荷を強いる。処理能力が追いつかない場合や、アプリのプレビュー生成モジュールとの相性問題が発生した際、データ破損と判定されて送信プロセスがクラッシュしてしまうのだ。