ノースサファリサッポロが「やばい」と形容される最大の理由は、従来の動物園の常識を根底から覆す「自己責任型の展示スタイル」にあります。一般的な動物園では分厚いアクリル板や頑丈な檻に守られて動物を眺めますが、同園では動物と人間を隔てる障害物がほとんどありません。
園内各所には「噛まれても自己責任」「アニマルパンチに注意」といった警告看板が当たり前のように掲示されています。ミーアキャットやキツネ、カンガルーといった動物たちが歩行エリアを自由に動き回り、来園者の足元をすり抜けていく光景は日常茶飯事です。ライオンやハイエナへの直接給餌体験など、一歩間違えれば重大な事故に繋がりかねない緊張感こそが、来園者に「やばい」と言わしめる原動力となっています。
園側があえて「日本一危険な動物園」を自称し、エンターテインメントとして危険性を前面に打ち出しているブランディング戦略が、SNSの拡散力と相まって「本当に危ない無法地帯なのではないか」という過激な憶測を生む要因にもなっています。