突然の訃報や急な式典の案内が入った際、「普段着ている礼服が入らない」「遠方からの参列で喪服を忘れた」といった事態に直面することがあります。ここで多くの人が「デパートへ行かなければならない」と思い込みがちですが、これは時間的にも予算的にも大きな負担になりかねません。
実は、冠婚葬祭スーツ近くの店としてもっとも融通が利くのは、全国展開している「洋服の青山」「AOKI」「コナカ」といった紳士服専門チェーンです。これらの店舗では、急な弔問客に対応するため、フォーマルスーツの即日裾上げ(最短30分〜1時間仕上げ)を受け付けているケースが多々あります。また、イオングループなどの大型GMSのフォーマル売り場でも、ブラックフォーマルが常設されており、数珠や袱紗(ふくさ)、黒靴下、パンプスまで一式をその場で揃えることが可能です。
もうひとつの大きな盲点は、「夜遅くに開いている服屋=若者向けファッション」という誤解です。深夜にどうしてもちゃんとした服(襟付きシャツやチノパン)が必要な場合、前述のドン・キホーテのほか、24時間営業の「トライアル(TRIAL)」や「メガセンタートライアル」といった郊外型スマートストアの衣料品コーナーが極めて頼りになります。品質と価格のバランスが取れたベーシック衣料が深夜2時でも手に入るため、夜勤従事者や長距離ドライバーからも厚い支持を集めています。