球場特有の浜風とクスノキの緑に包まれたリブワーク藤崎台球場の試合結果は、序盤からスタンドが騒然とする緊迫した攻防となりました。シード校が順当に主導権を握るかに見えた序盤戦でしたが、ノーシードの伏兵が鋭い配球の読みと積極的な走塁で幾度となくチャンスを演出。強豪校の継投タイミングを狂わせるなど、一瞬たりとも目が離せないシーソーゲームが展開されました。
終盤の勝負どころでは、研ぎ澄まされた集中力による執念のタイムリーヒットが飛び出し、土壇場での逆転劇に球場全体がどよめく場面も。刻一刻と変わる熊本高校野球の試合結果は、まさに戦国熊本と呼ぶにふさわしい激しい鍔迫り合いを見せており、スコアボードの数字以上のドラマがグラウンド上で刻まれています。