アイドル時代の指原莉乃は、決して「スタイル抜群」を売りにしていたわけではなかった。むしろ、へたれキャラや自虐ネタを武器にしており、当時の水着グラビアもグループの選抜メンバーとしての義務的な露出に近かったと言える。
転機となったのは、20代半ばからのストイックな肉体改造だ。彼女は自らの弱点であった筋肉量の少なさや骨格のバランスを見つめ直し、ピラティスやパーソナルトレーニングを導入。食事面でもPFCバランス(タンパク質・脂質・炭水化物)を厳密に管理する生活へとシフトした。テレビ番組や自身のYouTubeチャンネル『さしはらちゃんねる』でも、過酷な食事制限やむくみ取りのリアルなルーティンを包み隠さず公開している。
その結果手に入れたのが、引き締まったウエストと「美脚」「美背中」と称賛される無駄のないボディラインだ。トリンプの『sloggi(スロギー)』公式アンバサダー就任時、下着一枚で見せた堂々たる佇まいは、従来の男性向けグラビアとは一線を画すヘルシーな魅力を放ち、同世代女性から絶大な支持を集めた。自身がプロデュースするコスメブランド『Ririmew(リリミュウ)』の大ヒットも、彼女の美に対する徹底的な自己管理と審美眼が本物であると世間に認められた証拠だ。