子供の熱中症の初期症状とは?見落とし厳禁な危険サインと受診目安

子供の熱中症の初期症状とは?見落とし厳禁な危険サインと受診目安

子供の熱中症の初期症状とは?見落とし厳禁な危険サインと受診目安に関する質問を徹底的にまとめました。最新データをご覧ください。

Q1:子供が熱中症で熱を出した時、解熱鎮痛剤(座薬やシロップ)を使っても良いですか?
A1:熱中症による体温上昇に対して、一般的な解熱鎮痛剤(アセトアミノフェンやイブプロフェンなど)を使用してはいけません。風邪などの感染症による発熱は脳の視床下部にある体温調節中枢が設定温度を引き上げることで起こりますが、熱中症の発熱は体外への放熱が追いつかずに熱がこもる「うつ熱」が原因です。解熱薬の作用機序が効かないばかりか、脱水状態で薬剤を投与すると肝臓や腎臓に重大な負担をかける危険があります。解熱剤に頼るのではなく、首や脇の下の冷却と水分補給を徹底してください。

Q2:経口補水液を嫌がって飲まない場合、どうすればいいですか?
A2:経口補水液特有の塩味や風味を嫌がる幼児は少なくありません。その場合、スプーン1杯のリンゴ果汁や柑橘系シロップを極少量混ぜて風味を変えたり、経口補水液を製氷皿でシャーベット状にしてスプーンで少しずつ口に含ませる方法が効果的です。また、市販の子供用電解質パウダーを規定量の水に溶かしたものや、りんご味の小児用経口補水ゼリーを活用するのもおすすめです。どうしても飲めず、尿が出ない状態が続く場合は小児科での点滴が必要です。

Q3:室内や車内でも熱中症になりますか?どのような注意が必要ですか?
A3:猛暑期における子供の熱中症の約4割は「敷地内・室内」で発生しています。気密性の高い現代の住宅では、直射日光が当たらなくても湿度が60%を超えると汗が蒸発せず、熱が体にこもりやすくなります。エアコンを躊躇なく稼働させ、室温26〜28℃、湿度50%前後を維持してください。また、車内放置は論外ですが、走行中の後部座席もエアコンの風が届きにくくチャイルドシートに熱がこもりやすいため、サンシェードの活用やサーキュレーターの併用が必須となります。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。