現在、千葉駅前を訪れると、かつての百貨店単体の佇まいとは一線を画すダイナミックな変化を目の当たりにします。セブンアンドアイのフォートレス買収に伴い、資本提携を結ぶヨドバシカメラが本格進出したことで、そごう千葉店は「本館」と「ジュンヌ(JUNNU)館」の2棟体制を根本から再構築しました。
かつて若者向けファッションビルとして親しまれたジュンヌ館は、一時休館を経てヨドバシホールディングスの出店計画の中核へと転換。最新のデジタル家電からカメラ、PC、ホビー、アウトドア用品までを網羅する千葉県内最大級の体験型メガストアとして生まれ変わりました。このリニューアルにより、従来の百貨店顧客層であったシニア・富裕層に加え、ファミリー層やZ世代の流入が劇的に増加しています。
一方で、本館側は「伝統と信頼の都市型百貨店」としての純度を高めるフロア改装を推進。国内外のラグジュアリーブランド、ビューティーフロア、そして地域随一の集客力を誇るデパ地下の食品売り場にリソースを集中させ、量販店と百貨店が互いの強みを補完し合う共存モデルを確立させています。