Q1:クリンチノットで結ぶと、大物が掛かったときに必ずすっぽ抜けてしまいます。なぜでしょうか?
A1:クリンチノットは本線に端線を巻き付けるだけの構造であるため、硬いフロロカーボンや太いラインでは摩擦力が不足し、強い引っ張り荷重に対して端線がスルスルと引き込まれてしまいます。また、最後に通す小さな輪から末端が滑り出やすいのも欠点です。アイに2回通す「ダブルクリンチノット」にするか、パロマーノットへ変更することで劇的に改善されます。
Q2:PEラインを管付き針に直結したい場合、最も強い結び方はどれですか?
A2:PE直結には「パロマーノット」が最適です。ただしPEは非常に滑りやすいため、パロマーノットを組んだ後に余り糸で本線に対してハーフヒッチを交互に4〜5回編み込み、エンドノットで焼きコブを作って抜けを物理的にブロックしてください。
Q3:太いハリス(フロロ15号以上)を締め込む際、うまく結び目が締まりません。コツはありますか?
A3:太ハリスは常温では硬直しているため、水分をたっぷりと含ませた上で、締め込む直前にラインを引っ張る摩擦を利用して軽く人肌程度に温めるか、結び目にシリコンスプレーを塗布すると滑らかに締まります。手だけで引っ張らず、針をウッドバーなどに掛け、端線をプライヤーで掴んで体重を乗せて本締めしてください。
Q4:管付き針のアイの穴に対して、ラインは表と裏のどちらから通すべきですか?
A4:原則として「針先がある側(フトコロ側)からアイの内側へ通す」のが鉄則です。裏側(背中側)から通してしまうと、魚が引いた際に針先が外側へ逃げる力が働き、フッキング率が著しく低下するだけでなく、アイの金属エッジにラインが強く擦れて切断リスクが高まります。