香坂みゆきのプライベートを語る上で欠かせないのが、波乱と成熟を繰り返した2度の結婚歴です。アイドルから本格派シンガー、そしてマルチタレントへと転身を遂げていた1987年、彼女は24歳の若さで最初の結婚に踏み切りました。
そのお相手となった元夫が、当時トップヘアメイクアーティストとして業界内で高い評価を受けていた遠藤信樹氏です。雑誌の撮影現場やテレビ番組の現場で意気投合し、クリエイター同士の刺激的な関係としてスタートした恋でした。しかし、多忙を極めるトップタレントと第一線の技術者という生活は、想像以上に過酷なすれ違いを生むことになります。生活リズムの決定的なズレや将来設計の不一致が重なり、わずか3年後の1990年に協議離婚が成立。公の場で泥沼の争いを見せることなく静かに下された決断は、彼女の自立心の強さを物語っていました。
心機一転、仕事にまい進していた香坂に運命的な出会いが訪れたのは、それから数年後のことです。バラエティ番組や共通の趣味であったゴルフ番組の共演で急接近したのが、当時軽妙なトークとアメリカンカジュアルなファッションで大ブレイク中だった清水圭氏でした。趣味やカルチャーへの共鳴から交際に発展し、1994年にゴールイン。結婚会見で見せた屈託のない笑顔は日本中の祝福を集め、理想的な芸能人カップルの誕生としてメディアを席巻しました。