ネット上の言説では「若者が何でも投げ出す無気力な口癖」と批判的に論じられることもありますが、これは大きな誤解です。現場での使われ方を精査すると、対話を拒絶しているのではなく、むしろ「会話を続けたいからこそハードルを下げている」ケースが大半を占めます。
しかし、無意識に使ってしまうことで発生するコミュニケーション上の盲点も確実に存在します。もっとも危険なのは、相手が情熱を込めて語っている趣味や専門領域に対して反射的にこの言葉を放つケースです。語り手側は「自分の熱量を頭ごなしに否定された」「バカにされた」と感じ、心理的断絶を生む引き金になります。
ネットミームとしての流行語は、文字のまま受け取る世代とサブカルチャー的文脈を共有している世代との間で、受容のギャップが極めて大きくなります。特にテキストメッセージにおいて「絵文字なし」でこのフレーズを送信すると、冷徹な拒絶メールに見えてしまうリスクがあることを意識しておくべきです。