タクシーの燃料はなぜLpガス?ガソリンと違う決定的な理由とコストの真相

タクシーの燃料はなぜLpガス?ガソリンと違う決定的な理由とコストの真相

タクシーの燃料はなぜLpガス?ガソリンと違う決定的な理由とコストの真相の背景について、最新情報を取りまとめてご紹介します。

Q1:一般の自家用車でもLPガスを燃料にして走ることはできますか?
A1:技術的には可能です。一般のガソリン車をLPGとガソリンの「バイフューエル(併用)車」に改造するキットが存在します。ただし、数百リットル分の高圧ガスタンクをトランクに設置する必要があり荷室が狭くなる点や、オートガススタンドの営業時間が限られる点、6年ごとの容器再検査費用がかかる点から、一般ユーザーの普及には至っていません。

Q2:ジャパンタクシーはガソリンを給油して走ることも可能ですか?
A2:不可能です。ジャパンタクシーに搭載されている専用の1NZ-FXP型エンジンはLPガス専焼設計となっており、ガソリンタンクやガソリン用インジェクターは搭載されていません。燃料補給はオートガススタンドでのみ行えます。

Q3:オートガススタンドが減少していますが、タクシーが走れなくなる心配はありませんか?
A3:都市部ではタクシー基地に併設された専用スタンドや主要幹線沿いのステーションが維持されているため即座に運行不能となる恐れは低いものの、地方都市では深刻な問題となっています。そのため、地方部ではガソリンHVタクシーへの切り替えが急速に進んでいます。

Q4:LPガスは事故の際に爆発したり引火したりする危険性はありませんか?
A4:極めて高い安全設計が施されています。車載LPGタンクは数ミリ厚の高張力鋼板で作られており、衝突事故の衝撃にも耐えうる構造です。万が一の配管破損時には「過流防止弁」が瞬時にガスを遮断し、火災発生時には「安全弁」が規定圧力を逃がして爆発を防ぐ多重のフェイルセーフが組み込まれています。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。