エアインテーク髪型を語る上で外せない象徴的キャラクターが、1995年放送の『新世紀エヴァンゲリオン』に登場する惣流・アスカ・ラングレー(新劇場版では式波・アスカ・ラングレー)です。両サイドのインターフェイスヘッドセットと連動するように立ち上がる前髪のシルエットは、彼女の勝気でプライドの高いパーソナリティを見事に表現していました。
その後もゼロ年代の美少女ゲームや深夜アニメで定番の造形として定着し、2020年代以降のメガヒット作『ウマ娘 プリティーダービー』において再び大きな脚光を浴びます。
『ウマ娘』では、トウカイテイオーやスペシャルウィーク、ダイワスカーレットなど、多くのキャラクターのフロント部分にエアインテーク状の空間がデザインされています。頭頂部の「獣耳」と顔のパーツバランスを取る際、前髪に適度な抜け感と立体感を与えるエアインテークは、デザイン面でも極めて合理的な役割を果たしています。