メディアが報じるパブリックイメージと、実際のコンサート現場でのファンダムの実態にはどのような一致点と驚きがあるのでしょうか。日本武道館やさいたまスーパーアリーナをはじめとする大規模公演に足を運ぶと、他のアイドル現場とは明らかに異なるいくつかの特徴に直面します。
最も顕著な変化は、「同世代女性ファンの比率が全体の6割近くに達している点」です。かつての秋元系・AKB48グループの流れを汲むアイドルといえば男性ファンが過半数を占めるのが常識でした。しかしノイミーの会場では、メンバーと同じヘアスタイルをし、公式プロデュースのアパレルやグッズをお洒落に着こなす10代〜20代女性の姿がフロアを埋め尽くしています。
SNSやファンコミュニティでの生の声を集約すると、以下のような評価が圧倒的多数を占めています。
「ノイミーのライブは生歌の圧が凄すぎて圧倒される。冨田菜々風ちゃんの落ちサビの叫びを聞くだけでチケット代の元が取れる」(20代女性・現場参戦歴3年)
「可愛いだけのグループだと思ってライブに行ったら、生バンド編成でのロックチューンが激しくて驚いた。ダンスのシンクロ率が異常に高い」(30代男性・アイドルファン)
「衣装のクオリティが毎回神がかっている。指原Pの歌詞が現代女子の痛いところを突きつつ救ってくれるから、メンバーが歌う姿に自分を重ねて泣いてしまう」(10代女性・学生)
口パクや簡易なダンスでお茶を濁すことなく、激しいフォーメーション移動をこなしながらマイクに向かって生歌を届ける。このストイックなアスリート的パフォーマンス姿勢こそが、目の肥えた音楽ファンや若い世代を惹きつけてやまない本質的理由です。