松岡家の歴史と千波静さんの血脈は、現在進行形で次世代へと美しく継承されています。その象徴と言えるのが、松岡修造氏の長女であり、千波静さんの孫にあたる稀惺(きしょう)かずとさんです。
稀惺かずとさんは、宝塚音楽学校に高い倍率を突破して合格し、2019年に第105期生として宝塚歌劇団に入団。現在は星組に所属し、抜群のスタイルと端正な顔立ち、研ぎ澄まされた演技力で早くから新人公演の主演を射止めるなど、将来のトップスター候補として眩い光を放っています。
小林一三翁の血を引き、祖母に元タカラジェンヌの千波静さんを持つ稀惺かずとさん。劇団の歴史そのものを背負うプレッシャーを抱えながらも、舞台上で見せる気迫と華やかさは、祖母・静さんが現役時代に放っていたオーラと見事に重なります。千波静さん自身も、孫の舞台での勇姿を心から誇らしく思い、宝塚の伝統が世代を超えて息づいていることに深い感慨を抱いていると伝えられます。