彼の経歴を語る上で避けて通れないのが、極めて過酷な生い立ちと法との衝突です。少年時代からいわゆる「悪童」としてストリートの裏社会に身を置き、非行とトラブルが日常にある環境で育ちました。
過去には少年院や鑑別所への収容、さらには成人後の逮捕と刑務所への服役を経験しています。公のメディアでのインタビューや楽曲のなかで、彼は「刑務所の冷たい壁の中で、自分にはラップで生き直す道しか残されていないと覚悟を決めた」という趣旨の告白を残しています。罪を犯した過去を美化することなく、その代償として支払った時間の重み、仲間への負い目、孤独と絶望を包み隠さずリリックへ昇華させたことが、彼を唯一無二の表現者へと押し上げました。