サンチュはキク科特有の白い乳液(害虫忌避効果のあるポリフェノール類)を持つため比較的虫がつきにくい野菜ですが、新芽の柔らかい時期にはアブラムシやハモグリバエ(エカキムシ)の被害に注意が必要です。
特にアブラムシは葉の裏や新芽に密集して樹液を吸い、ウイルス病を媒介します。薬剤をできるだけ使わずに防ぐアプローチとして以下の対策が極めて有効です。
1. 防虫ネットの早期設置:種まきや植え付け直後から、目合い0.6mm〜1mmの極細防虫ネットをプランター全体に被せて物理的に成虫の飛来をシャットアウトします。
2. シルバーマルチ・アルミホイルの敷設:アブラムシはキラキラ光る反射光を極端に嫌う性質があります。株元の土の上にアルミホイルを敷くことで飛来率を劇的に下げられます。
3. 有機スプレーの活用:初期の発生を見つけたら、食品成分由来の重曹水(水500mlに重曹小さじ1/2+植物油数滴)や、木酢液を希釈したスプレーを葉裏に散布します。少数の場合は粘着テープでペタペタと直接捕殺するのが手軽です。
葉に白いクネクネとした筋をつけるハモグリバエの被害葉を見つけた場合は、筋の先端に潜む幼虫を葉の上から指で押しつぶすか、被害の大きい葉を早めに摘み取って処分します。