ふつつかな悪女ではございますが結末ネタバレ!入れ替わりの真相と黒幕

ふつつかな悪女ではございますが結末ネタバレ!入れ替わりの真相と黒幕

ふつつかな悪女ではございますが結末ネタバレ!入れ替わりの真相と黒幕を徹底追究! 知っておきたい 重要ポイントを凝縮して配信します。

物語の幕開けにして最大のターニングポイントが、雛宮(ひめみや)で行われた清慧月による道術を用いた肉体交換です。周囲から絶大な崇敬を集める黄玲琳の美貌、名声、そして次代の皇后という輝かしい未来を強奪するため、慧月は怪しげな術者を抱き込んで魂を入れ替える暴挙に出ました。

慧月が描いた筋書きは完璧に見えました。玲琳の姿を手に入れた慧月は、自らを階段から突き落とすという痛烈な自作自演を実行。現場に居合わせた「慧月の姿をした玲琳」を殺人未遂の凶行に及んだ大罪人として告発し、冷酷無比な地下牢へと送り込むことに成功したのです。

しかし、慧月の計算は根本から崩壊します。慧月の肉体に入った玲琳の正体は、生まれつき重篤な病に冒され、日々の喀血や激痛に耐え抜きながら完璧な微笑を保ち続けてきた「鋼鉄の精神力を持つ超人」でした。健康で頑丈な慧月の身体を手に入れた玲琳は、処刑を待つ地下牢の極限状態に置かれながらも、嘆くどころか「息が苦しくない」「血を吐かずに走れる」「雑草を噛んでも味がする」と驚喜。持ち前の凄まじい生活力と周囲を包み込む慈愛で、獰猛な獄卒たちを次々と心服させてしまいます。

対照的に、玲琳の身体を手に入れて高笑いするはずだった慧月を待っていたのは、想像を絶する病弱地獄でした。少し歩くだけで呼吸困難に陥り、神経を焼くような頭痛と吐血に襲われる日々に、慧月の精神は崩壊寸前まで追い詰められます。「あいつは、こんな呪いのような身体で優雅に微笑んでいたのか」という戦慄が、慧月の傲慢を粉々に打ち砕くことになりました。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。