SNSや地域掲示板、知恵袋系サービスに残る口コミを精査すると、伊予鉄スポーツセンターへの評価は「施設そのものの利便性」と「老朽化・サービス低下」の二層構造だったことが浮かび上がる。
当時の利用者とみられる投稿には「プールは年配の方の憩いの場だった」「駐車場が無料なのが本当にありがたかった」「料金が安いから子どもを通わせていた」といったポジティブな声がある。一方で、「ロッカーの老朽化が目立った」「清掃が行き届いていない日があった」「最新のトレーニングマシンは少なかった」という設備面への不満も確実に存在していた。
現場を長く知る地域住民の話を総合すると、「市民の原風景としての存在」と「現代的なスポーツ消費には応えきれない実情」が併存していた。閉館を惜しむ声は多いが、日常的に通い続けた人は年々減少していたというのが実像に近い。