メガネの構造は、大きく分けてプラスチック枠のセルフレーム、下部をナイロン糸で吊るすナイロールフレーム、そして金属のネジで固定するフルメタルフレームの3つに分類される。構造が違えば、力をかける方向も外す手順もまったく異なる。共通する絶対ルールは「裸手で強い圧力を一点にかけないこと」と「柔らかいマイクロファイバークロスを必ず挟むこと」だ。
現在主流のプラスチックレンズは衝撃に強い反面、表面の反射防止コートや撥水コートがデリケートである。爪を立てたり金属工具を差し込んだりすると、肉眼では見えにくい微小なクラック(ひび割れ)を生じさせる要因になりかねない。アイウェアメンテナンスの一環としてレンズを着脱する際は、自重を受け止められるクッションマットや敷物の上で作業を行うのが鉄則だ。