総裁と首相の違いとは?権限・給与・選出法から探る政界裏事情

総裁と首相の違いとは?権限・給与・選出法から探る政界裏事情

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決定的な格差は、誰を代表しているかという点にある。総裁はあくまで「政党」のリーダーだ。党の公認権や役員人事、党資金の配分といった組織内の強大な権力を握る。これに対して首相は、国務大臣を従え、行政各部を統率する国家の最高権力者だ。

内閣官房が官邸の司令塔として機能し、法案の作成や閣議決定を執り行うのは首相の陣営である。政党の意志をまとめる総裁の役割と、国家の舵を取る首相の役割。与党が国会で過半数を握っているため兼任されることが多いものの、法的な根拠も責任の範囲もまったく別物なのだ。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。