彼女の名が広く知れ渡るきっかけとなったのは、かつて日本テレビの看板番組としてお茶の間を沸かせた『行列のできる相談所』への出演だった。番組で一躍お茶の間の顔となった弁護士の北村晴男を父に持つ彼女は、幼い頃から身近な場所で「法」が人の人生を左右する瞬間を目撃してきた。
父から受け継いだのは、知名度や肩書ではない。「事実に対してどこまでも誠実であること」、そして「困難な状況にある人の声に耳を傾けること」という法律家としての基本姿勢だ。同時に、メディアを通じて法を分かりやすく伝える姿勢もまた、父親の背中から学んだ大きな遺産と言える。