舌の奥のブツブツは放置Ok?有郭乳頭と危険な病気の決定的な見分け方

舌の奥のブツブツは放置Ok?有郭乳頭と危険な病気の決定的な見分け方

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正常組織以外で、舌の奥のブツブツが痛い、あるいは舌の奥に赤いブツブツが生じる背景には、以下のような病理的・生理的要因が存在します。

第1に、溶連菌(A群β溶血性連鎖球菌)感染症です。小児だけでなく大人にも感染例が見られ、舌の表面が鮮紅色に腫れ上がり粒状の突起が目立つ「イチゴ舌」が特徴です。これに加えて高熱や咽頭炎の症状詳細(喉の激痛、リンパ節の腫れ)を伴う場合は、自然治癒を待たず抗菌薬の投与が必須となります。

第2に、機械的刺激や胃酸逆流に伴う慢性炎症です。歯並びの乱れや詰め物の不適合により葉状乳頭が常に擦れると、赤く腫れて強い接触痛を引き起こします。また、胃食道逆流症(GERD)によって逆流した胃酸が舌根部を刺激し、舌の奥の違和感や持続的なヒリヒリ感を生じさせるケースも臨床上頻繁に確認されています。

このような舌の奥の違和感の治し方としては、うがいによる口腔内の清潔保持、粘膜を保護する含嗽剤の使用、刺激物(香辛料・アルコール)の制限、および胃酸分泌抑制薬の内服といった対症・原因療法が効果的です。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。