Q1:大人の場合、ストレスだけで38度近い熱が上がったり下がったりすることはありますか?
A1:十分に起こり得ます。心因性発熱(機能性高熱症)と呼ばれ、過度な心理的ストレスによって自律神経(交感神経)が過敏に反応し、体温が急上昇します。炎症による発熱ではないためCRP(炎症マーカー)が上がらず、解熱鎮痛薬がほとんど効かないのが特徴です。十分な休養や環境調整、心療内科での相談が有効なアプローチとなります。
Q2:子供が熱を繰り返しています。保育園や学校にはいつから登校できますか?
A2:学校保健安全法の基準では、一般的に「解熱後24時間(インフルエンザ等の特定感染症では解熱後2日または発症後5日)が経過し、全身状態が良好であること」が目安とされています。朝に熱が下がっていても夕方に上がるケースがあるため、丸1日を通して37.5度未満が安定して持続することを確認してから登校させるのが安全です。
Q3:検査をしても「原因不明」と言われました。どうすればいいですか?
A3:一般的なクリニックの簡易検査では判明しない「不明熱(FUO)」の可能性があります。まずは1日3〜4回の体温記録(朝・昼・夕・就寝前)を1週間分メモし、詳細な体温表を作成してください。その記録を持って、地域の中核病院にある「総合診療科」や大学病院の「リウマチ膠原病科」「感染症内科」を受診し、詳細な血液検査や全身CT検査を依頼することをお勧めします。
Q4:熱が上がったり下がったりするとき、お風呂に入っても大丈夫ですか?
A4:発熱中(37.5度以上)や寒気・倦怠感が強いときの入浴は避けてください。入浴は体力を激しく消耗し、体温調節機能を乱すリスクがあります。平熱に戻っており、本人の体調が良い時間帯に、ぬるめのシャワーを短時間で済ませる程度にとどめるのが賢明です。