比例代表の名簿順位はどう決まる?衆参の違いと当落選考の舞台裏

比例代表の名簿順位はどう決まる?衆参の違いと当落選考の舞台裏

比例代表の名簿順位はどう決まる?衆参の違いと当落選考の舞台裏に関する疑問を分かりやすくまとめました。専門的な情報をご覧ください。

Q1:衆議院の重複立候補で同じ順位に並んでいる候補者は、どうやって当選が決まるのですか?
A1:小選挙区で落選した候補者同士の中で、「惜敗率(自分の得票数÷当選者の得票数×100)」を計算し、そのパーセンテージが高い順に名簿内で自動的に順位付けが行われます。ただし、小選挙区の有効投票総数の10%(供託金没収点)未満の得票だった候補者は、惜敗率にかかわらず比例復活の資格を失います。

Q2:小選挙区で無所属として出馬した候補者は、比例復活できますか?
A2:一切できません。比例代表への重複立候補が認められているのは、公職選挙法上の要件を満たした政党から公認を受けた候補者のみです。無所属候補や、政党要件を満たさない政治団体の候補者は小選挙区単独での戦いとなり、1票でも負ければ即座に落選となります。

Q3:参議院の比例代表で、候補者の個人名ではなく「政党名」を書いて投票した場合、誰の票になるのですか?
A3:政党全体の総得票数としてカウントされます。ドント方式によって「その政党が全体で何議席を獲得するか」を算出するための母数には加算されますが、特定の候補者を上位に押し上げる効果はありません。特定枠以外の候補者のうち、個人名が多く書かれた順に当選者が決まるため、推したい候補者が明確にいる場合は「個人名」を記載するのが最も効果的です。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。