2023年春、各メディアが一斉に報じた「香坂みゆき・清水圭の熟年離婚」は、世間に大きな驚きをもたらしました。結婚生活28年、芸能界でも屈指の仲良し夫婦と見なされていた2人に何が起きていたのでしょうか。
取材関係者の証言や当時の報道を総合すると、決定的な要因となったのは「子育ての完了(巣立ち)」と「60代以降の生き方に対する価値観の乖離」でした。
長男が20代後半、次男が20歳を超えて社会人としての道を歩み始めたことで、家庭の中心にあった「親としての共同責任」がひと段落を迎えました。いわゆる空の巣症候群の時期と重なる中で、2人の関心はそれぞれの個人的な人生へとシフトしていきました。
清水圭さんは芸能界の第一線から身を引き、目黒のカフェや自身のアパレルブランド経営に軸足を移し、地域に根差したマイペースな職人・実業家としての生活を望むようになりました。一方の香坂みゆきさんは、デビュー45周年を迎えた2022年以降、ライブ活動の再開やYouTubeチャンネルの開設など、表現者としての活動に再び情熱を注ぎ始めていました。
激しい対立やスキャンダルがあったわけではなく、「お互いが残りの人生を自分らしく全うするためには、夫婦という枠組みを外したほうが自然である」という結論に達したのが、この熟年離婚の真相です。