だが、画面越しに見る愛らしさと、実際の生活との間には大きなギャップが存在する。ブリーダーやドッグトレーナーたちが共通して指摘するのは、コーギーが本来持っている「牧羊犬としての本能」だ。
第1の壁は、容赦のない「あま噛み」である。かかとや動く靴下に飛びつく行為は、羊の群れをコントロールしていた祖先の血筋そのものだ。第2の壁は、想像を超える抜け毛の量。ダブルコートの毛並みは季節の変わり目ごとに大量に抜け落ち、毎日のブラッシングを怠ればあっという間に部屋中が毛だらけになる。そして第3の壁が、底なしのスタミナだ。朝晩各30分以上のしっかりとした散歩と、頭を使う知育玩具での遊びが不可欠となる。