食材そのものの成分に加え、体内の血流動態を変化させる飲食物にも細心の注意を払わなければなりません。その筆頭がアルコールです。
アルコールが体内で分解される過程で生じるアセトアルデヒドには強い血管拡張作用があります。血管が広がると皮膚の血流が一気に増加し、患部の温度が上昇。ヒスタミンの放出が加速して、耐えがたいかゆみへと発展します。蕁麻疹が完全に引くまでは、たとえ少量であっても飲酒は厳禁です。
また、唐辛子やコショウ、カレー粉などの刺激物・香辛料もカプサイシンなどの作用で神経を刺激し、発汗と血行促進を招くため避けるのが賢明です。飲み物に関しても、カフェインを多く含む濃いコーヒーやエナジードリンクは自律神経を興奮させてかゆみの知覚を過敏にするため、麦茶や白湯などの刺激のない水分補給に切り替えましょう。