飛燕の歩んだ戦闘の歴史は、まさに男たちの魂のぶつかり合いそのものです。なかでも読者の胸を最も熱くさせたのが、大威震八連制覇第一討・鳴呼半島断崖絶壁において繰り広げられた富樫源次との対決でした。
洗練された中国拳法の超絶技巧を誇る飛燕に対し、富樫は喧嘩殺法と捨て身のドス戦法で対抗。技の精度では圧倒しながらも、仲間のために自らの命を投げ出す富樫の凄まじい執念とド根性に直面した飛燕は、深い精神的衝撃を受けます。結果として相討ちに近い形で決着を迎えますが、この死闘を通じて飛燕は一号生たちの絆を認め、以後は男塾本隊の頼もしい盟友として戦う決意を固めました。
その後の世界規模の武道大会「天挑五輪大武會(てんちょうごりんだいぶかい)」では、男塾選抜メンバーの一角として参戦。狼玡(ろうが)や宝竜黒連珠、さらには冥凰島十六士の猛者たちと対峙し、幾重もの致死トラップや体格差を跳ね返しながら勝利を積み重ねていきました。