日本酒と焼酎の違いを徹底比較!太りやすさや二日酔いの真相

日本酒と焼酎の違いを徹底比較!太りやすさや二日酔いの真相

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「日本酒は太りやすく、焼酎は太りにくい」という説は、ダイエッターや健康志向の酒飲みの間で定番のトピックです。しかし、この言説には一部の誤解と見落とされがちなカラクリが存在します。

糖質とカロリー比較の観点では、確かに大きな差があります。日本酒1合(180ml)には約6.5〜7.0gの糖質が含まれており、角砂糖約1.5〜2個分に相当します。それに対し、本格焼酎は蒸留によって糖質が完全にカットされるため、何杯飲んでも糖質は実質ゼロです。血糖値の急上昇を抑えたい方や、糖質制限ダイエットを行っている方にとっては、焼酎が極めて有利であることは間違いありません。

ただし、「カロリー」に着目すると話は変わります。アルコール自体には1gあたり約7.1 kcalのエンプティカロリー(体内で熱として優先消費されやすいが、蓄積も阻害するエネルギー)があります。アルコール度数が高い本格焼酎(25度)は100mlあたり約140 kcal強あり、日本酒(15度)の約100 kcalを上回ります。焼酎をロックでガブガブ飲んでしまえば、摂取カロリー総量は日本酒よりも遥かに多くなります。

健康への影響と太りやすさを決定づける最大の要因は、実はアルコールそのものよりも「おつまみの脂質と塩分」です。アルコールが肝臓で分解されている間、体内の脂肪燃焼は一時的にストップします。日本酒の糖質を避けて焼酎を選んだとしても、揚げ物や味の濃い料理を大量に摂取してしまえば、内臓脂肪として蓄積されていきます。お酒の単体スペックのみに惑わされず、全体の食事バランスを見極める姿勢が不可欠です。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。