ハードを移行するにあたり、最も慎重に進めたいのがPS4のセーブデータをPS5へ引き継ぐ移行手順です。移行方法には主に3つのルートが用意されています。
最も手軽なのは、PS Plusのセーブデータクラウド移行を利用する方法です。PS4側でセーブデータをクラウドストレージに自動または手動でアップロードしておき、PS5側で同じPlayStation Networkアカウントにサインインして「設定」>「セーブデータとゲーム/アプリ設定」からダウンロードするだけで完了します。PS Plusに加入していない場合は、USBメモリーにPS4のセーブデータをコピーしてPS5に直接移すか、両機を同一の家庭内Wi-Fi(またはLANケーブル)で接続してデータ転送を実行します。
ここで最大の落とし穴となるのが、「PS4ソフトの互換プレイ」と「PS5版へのアップグレード」でのセーブデータの扱い方の違いです。PS4版のままPS5で互換プレイを続ける場合は、移行したセーブデータがそのまま読み込まれます。しかし、PS5ネイティブ版にアップグレードした場合、ゲームタイトル内の専用メニューからセーブデータを変換・インポートする処理を行わなければ引き継げない作品が多く存在します。事前にPS4版のゲーム内で「クラウドへセーブデータ送信」などの手順を踏む必要があるタイトルもあるため、PS4実機を手放す前に必ずセーブデータの移行と起動確認を済ませておくことが不可欠です。