1999年秋、日本中が揺れた。空前のメガヒット曲『LOVEマシーン』のリリースである。日本全体がどんよりとした不況の影に覆われていた時代、彼女たちが弾けた底抜けの明るさは、爆発的な社会現象となった。音楽産業の常識を次々と塗り替え、ミリオンセラーを連発するモンスターグループへ。モーニング娘。は一気に国民的頂点へと駆け上がっていった。
さらに、グループ内派生ユニットの先駆けとなったタンポポでの活動も見逃せない。アコースティックで切ないヴォーカルラインは、彼女のヴォーカリストとしての新たな才能を開花させた。派手なダンスナンバーから情感豊かなバラードまで、J-POPのシーンに多彩な彩りを加えた功績は極めて大きい。