家電ライフスタイルプロデューサーとして第一線で発言を続ける神原サリー氏は、近年の調理家電に求められる条件として「道具としての美しさと、出す手間のなさ」を挙げる。かつてのように「使うときだけ押し入れから出す重厚な家電」は敬遠され、カウンターに置いたままでも景色になじむデザインが重視されているのだ。
「朝の忙しい時間に、ボタンひとつで温かい自家製豆乳やポタージュができる体験は、豊かな生活実感に直結します」と神原氏は指摘する。機能性だけでなく、マットな質感やニュアンスカラーを取り入れた最新モデルの登場により、感度の高いライフスタイル層への浸透が加速している。