渡部篤郎とタレント・RIKACOの離婚劇について、当時メディアは「中谷美紀による略奪婚」という構図でセンセーショナルに書き立てました。しかし、関係者の証言や当時の記者会見を再検証すると、実態はより複雑な夫婦間の課題に根ざしていたことが分かります。
RIKACOは後にテレビ番組等で、離婚の主因は単一の浮気問題だけではなく、「家族のあり方に関する価値観の違い」や「渡部篤郎が求める父親像と夫像の乖離」であったと明かしています。渡部篤郎は俳優としての自己を突き詰めるタイプであり、家庭に収まりきらない奔放さを持っていました。
もちろん中谷美紀との親密な関係が離婚を加速させた一因であることは否定できません。しかし、RIKACOは子どもたちの健全な成長を最優先に考え、離婚後も父親としての渡部篤郎の関わりを全面的に肯定し続けました。泥沼の法廷闘争などに発展しなかった背景には、元妻側の寛大さと、中谷美紀が決して表立って自己主張をしなかった節度ある振る舞いがありました。