「オブジェクトの挿入」を利用した場合、Excelの仕様上、画面上に表示できるのは常に「PDFの表紙(1ページ目)のみ」に限定されます。2ページ目以降を表示させようとしてダブルクリックを強要する設計は、受け取り側の閲覧体験を著しく損ないます。
全ページをExcel上で俯瞰させたい場合の現実解は、PDFの全ページを一括画像変換し、セルに整列配置するアプローチです。
2026年最新 エクセル PDF 貼り付け手順(複数ページ編):
- PDF編集ソフトやWebツールを使用し、複数ページPDFを「連番PNG画像(Page_01.png, Page_02.png...)」として出力する。
- Excelの「挿入」>「画像」>「このデバイス」から、出力された全画像を一括選択して挿入。
- キーボードの「Altキー」を押しながら画像をドラッグし、セルの左上角にピタッとスナップさせて縦または横に等間隔で整列させる。
- 全画像を選択した状態で、右クリック>「サイズとプロパティ」を開き、「セルに合わせて移動やサイズ変更をしない」を選択(列幅変更による画像の歪みを防止)。
複数ページにまたがる長大なマニュアルなどを扱う場合は、無理にシート上に画像を並べるのではなく、「表紙画像+該当クラウドフォルダへのハイパーリンク」という二段構えのレイアウトを組むことが、閲覧性と動作軽快性を両立させるプロの定石です。