世界一の快挙から間もなく、彼女に課された新たな試練はチャリティ番組『24時間テレビ』でのチャリティーマラソンランナーという大役だった。猛暑が襲う夏のアスファルトを踏みしめ、100キロを超える距離を完走する姿は、全国に深い感動を呼んだ。
単なるタレントの広告塔に留まらず、自身の生き様そのものを背負って走り続けたあの日。ゴール地点で流した涙は、過酷な芸能界で生きてきた誇りと、支えてくれた人々への感謝が凝縮されていた。この激走を経て、彼女は性別やジャンルの垣根を超え、国民的認知を獲得するに至ったのである。