蜘蛛の駆除の仕方と撃退裏ワザ!殺してはいけない理由と予防対策

蜘蛛の駆除の仕方と撃退裏ワザ!殺してはいけない理由と予防対策

蜘蛛の駆除の仕方と撃退裏ワザ!殺してはいけない理由と予防対策を徹底追究! 知っておきたい 重要ポイントを凝縮して配信します。

古くから日本では「朝のクモは福をもたらすから殺すな、夜のクモは泥棒が入るから殺せ」という言い伝えが存在します。民俗学的な背景として、朝に巣を張るクモは天気が良くなる兆候(晴天時に活動するため)であり、夜に徘徊するクモは薄暗い隙間を好むことから盗賊を連想させたためとされています。しかし、生物学的な観点から見ると、日本国内に生息するクモの大半は人間にとって極めて有益な「益虫」です。

室内で見かける代表的なクモとその特徴は以下の通りです。

  • アシダカグモ(軍曹):体長約2〜3cm、脚を広げると10〜15cmにも達する大型の徘徊性クモ。網を張らず、屋内のゴキブリ、ハエ、蛾を捕食する天敵です。「アシダカグモが2〜3匹いる家屋では、半年でゴキブリが全滅する」と言われるほど捕食能力が高く、人間への毒性もありません。
  • アダンソンハエトリ(ハエトリグモ):体長5〜8mm程度の小型でピョンピョンと跳ねるクモ。コバエやチャタテムシ、ダニなどを主食とし、網を張らずに歩き回って獲物を狩ります。人間を噛むことは基本的になく、無害です。
  • イエオニグモ・オオヒメグモ:窓際や部屋の隅に不規則な網を張る造網性のクモ。飛翔昆虫を捕らえるメリットはあるものの、古い巣にホコリが溜まり美観を損ねるデメリットがあります。

「益虫なら放置すべきか」という点については、住む人の心理状態と衛生環境によって判断が分かれます。いくらゴキブリを食べてくれるとはいえ、アシダカグモの巨大な姿や素早い動きは強い精神的ストレスをもたらします。また、排泄物によって壁やカーテンが汚れる物理的被害も生じます。恐怖心で日常生活に支障が出る場合や、巣によるホコリの蓄積がアレルギーを誘発する場合は、無理に共生しようとせず、速やかに屋外へ追い出すか駆除するのが合理的な選択です。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。