100均のペーパーカッターを選ぶ際、最も重要なのは「直線がどれだけブレずに切れるか」という裁断精度と、刃やレール部の耐久性だ。ダイソーの主力モデルとセリアで定番のモデルを持ち込み、A4コピー用紙から厚手のクラフト紙まで実際に裁断テストを行った。
結論から言えば、ダイソー製はしっかりとしたベースフレームを備え、長尺の用紙でもブレにくい安定感がある。ガイドの目盛りの正確さにおいても一日の長があり、複数枚のまとめ切りでもシートが逃げにくい。一方、セリアのモデルは本体のコンパクトさと軽量性に秀でており、ペンケースや浅い引き出しにすっきりと収まる機動力が光る。ただし、セリア製は刃を押し当てる際の力加減によってわずかに線が歪む傾向が見られた。
耐久性においては、両者ともに刃の交換式構造を採用しているものの、替え刃の入手しやすさとレールガイドのたわみにくさでダイソーに軍配が上がる。失敗したくないユーザーにとっての「最強の1台」は、安定感と拡張性を兼ね備えたダイソーの多機能モデルと言えるだろう。購入前にレールの歪みや目盛りのズレがないか個体差をチェックすることが、失敗を防ぐ最大の注意点だ。