直感に導かれた結婚生活でしたが、2018年5月下旬、約4年の歳月を経て2人は離婚届を提出しました。2015年2月には第1子となる女児が誕生していただけに、当時のメディアは「スピード破局」として大きく報じました。
離婚の理由に関して、世間では「価値観の不一致」や「多忙によるすれ違い」といった憶測が飛び交いました。しかし、安藤桃子が所属事務所を通じて発表したコメントや後のインタビューにおける告白からは、ドロ沼の愛憎劇とは一線を画すリアリティが浮かび上がってきます。
最大の要因は、「表現者としての生き方」と「生活者としての歩調」の差異でした。映画制作のみならず、高知県での文化発信拠点づくりや地域振興に凄まじい熱量で突き進む安藤桃子と、独自の静かな生活ペースを大切にする元夫との間で、目指すべき未来のベクトルが次第に分かれていったことが背景にあります。
安藤桃子本人は「互いの自由と自立を尊重し、別々の道を歩むことが最善の選択だった」「憎しみ合って別れたわけではなく、子どもの親としての絆は一生変わらない」という趣旨の心情を明かしています。娘の親権は安藤桃子が持ち、高知の地でシングルマザーとして育てる道を選択しました。元夫側も父親としての関わりを断絶させたわけではなく、一定の距離感を保ちながら協力関係を継続していると報じられています。