最近の被害傾向で特に目立つのが、アカウント乗っ取りの二次被害だ。投稿されたQRコードを経由して追加された「なりすましアカウント」から、精巧に作られた偽サイトのURLが送られてくる。被害者が気づかずにログイン情報を入力すると、本人のLINEアカウントが即座に遠隔操作され、今度は被害者自身が詐欺の片棒を担がされる形になる。
「高収入の簡単な在宅ワーク」「急募・荷物の転送スタッフ」。こうした甘い言葉に釣られてQRコードを読み込んだ結果、知らないうちに犯罪の実行役(受け子・出し子)として利用されていたケースも後を絶たない。メッセージ履歴が一定時間で消去される外部アプリへと誘導する手口も常套化しており、証拠隠滅のスピードは年々上がっている。