広大な敷地内には、年齢や滞在時間に合わせて楽しめる施設が巧みに配置されています。現地を余すところなく満喫するために外せない主要スポットを整理しました。
散策の中心となるかんてんぱぱガーデン 見どころの筆頭は、季節ごとに表情を変える自然林と山野草園です。春にはカタクリや桜、初夏には新緑とシャクナゲ、秋には見事な紅葉が庭園を彩ります。敷地内の木々は可能な限り原生林の生態系を残す形で保全されており、野鳥のさえずりを聞きながらウッドチップの敷かれた小道を歩くだけで森林浴の効果を実感できます。
2020年の開業以来、ガーデンの新たなランドマークとして定着したのがかんてんぱぱガーデン モンテリイナです。2階建ての洗練された建物内には、「生きるを彩る」をコンセプトに選りすぐられた世界各国の優れたデザイン雑貨、アウトドアギア、調味料、信州の特産品が並びます。1階のカフェベーカリーでは焼きたてのクロワッサンや本格コーヒーが提供され、従来の寒天ファン層とは異なる若い世代やファミリー層の滞在拠点を担っています。
製造の舞台裏を垣間見たいなら、かんてんぱぱガーデン 工場見学へ足を運ぶのが定石です。ガラス越しに稼働する衛生的な充填ラインや包装工程を見学できるほか、寒天の歴史や海藻から寒天ができるまでのメカニズムを学べるパネル展示が充実しています。入場は無料で予約も不要なため、子どもの自由研究や大人の社会科見学として高い人気を誇ります。
買い出しの拠点となるのがかんてんぱぱ ゼリーの素 直売店(かんてんぱぱショップ)です。スーパーでは見かけない業務用サイズや地域限定の寒天加工品など、ほぼ全ラインナップが一堂に会します。店内には無料のお茶や寒天ゼリーの試食コーナーが設けられており、スタッフの温かい声かけとともに、納得した上で商品を選べる仕組みが整っています。
文化施設としては、国内外の優れた写真や絵画を展示する「かんてんぱぱホール」や、繊細な筆致で植物を描いた作品を常設する「野村陽子植物細密画館」が併設されており、自然と芸術が一体となった静寂のひとときを過ごせます。