センター屋上に設置されたヘリポートは、県内2機体制で運用される千葉県ドクターヘリの重要ハブとして機能しています。南房総や銚子方面など、陸路では搬送に1時間以上を要する遠隔地からでも、要請からわずか十数分〜20分前後で高度集中治療室(ICU)直結の初療室へ患者を搬入できる体制が確立されました。
現場の医師やフライトナースの証言によると、「ヘリ着陸からCT撮影、緊急開胸・開腹手術、あるいはカテーテル治療開始までの動線が秒単位で最適化されている」と語られており、重症頭部外傷や心筋梗塞、多発外傷における救命率改善に大きく寄与しています。
また、精神科救急医療においても、興奮状態にある患者や自傷他害の恐れがあるケースに対して、精神保健指定医と専任看護師が24時間即応。従来であれば精神科病院と総合病院の間で搬送先が定まらなかった難治性症例を迅速に収容できるセーフティネットとして機能しています。