1歳児の月齢差は非常に大きく、歩行が安定して指先を器用に動かせる子から、まだ素材を口に運んでしまいがちな子まで様々です。6月の保育指導案を作成する際は、完成度の高さを求めるのではなく、「素材に触れて感触を楽しむこと」「自分の手で変化が起きる面白さを味わうこと」を主軸に据えます。
具体的な指導案のねらいとしては、次のような文言が現場で活用されています。
- 保育者と一緒に絵の具やシールなどの素材に触れ、指先を使った表現を楽しむ。
- 梅雨の自然事象(雨、あじさい、生き物)に親しみを持ち、季節の雰囲気を味わう。
- できた喜びを保育者と共感し、安心感と自己肯定感を育む。
乳児期の絵の具遊びでは、誤飲対策として米粉粘土や食用色素を用いた絵の具、あるいは直接手に触れずに済むジッパー付き保存袋越しのセンサリーバッグ技法を取り入れるなど、安全面への事前配慮が不可欠です。あらかじめ作業スペースに新聞紙やビニールシートを敷き詰め、汚れてもすぐに拭き取れるおしぼりを用意しておくことで、保育者側もゆとりを持って子どもたちの自由な探索を見守ることができます。