対戦現場で頻発する「みちづれが不発に終わる罠」について、ネット上で誤解されがちな事例を5つに分類して検証します。
1. スリップダメージ・定数ダメージによるHPゼロ
最も多い失敗がこれです。「ステルスロック」を踏んだダメージ、相手の「すなおこし」によるすなあらしダメージ、「どく」「やけど」の定数ダメージ、あるいは「いのちのたま」「ゴツゴツメット」「さめはだ」の反動ダメージで倒れた場合、相手の直接攻撃ではないため、みちづれは一切発動しません。
2. 悪タイプに対する「いたずらごころ」みちづれ
特性「いたずらごころ」により優先度+1で変化技を繰り出す戦術において、いたずらごころみちづれ先制を狙う際の重大な落とし穴です。第7世代以降、いたずらごころの効果が乗った変化技は、悪タイプのポケモンに対して完全に無効化されます。悪タイプ相手に先制みちづれを押しても技自体が不発となり、そのまま倒されて相打ちを取ることはできません。
3. 相手より「遅い」場合のターン終了による効果切れ
自分の方が相手より素早さが遅い(後攻)状況で「みちづれ」を選択した場合、そのターン終了時に効果が始まります。そして次のターン、自分が次の行動を選択して動いた瞬間にみちづれ効果は消失します。相手が次のターンに先制攻撃技を撃ってきたとしても、自分が「別の攻撃技」をコマンド選択して行動順が回る前に倒されれば成功しますが、連続で使用して失敗した場合は当然無効になります。
4. 連続攻撃技のダメージ判定
「タネマシンガン」や「スケイルショット」などの連続攻撃技を受けた場合、1発目でHPがゼロにならず耐え、最終打で倒された場合でも、その攻撃ルーチン全体が「相手の攻撃技」と判定されるため、みちづれは正常に発動し、相手を道連れにします。
5. 状態異常による「行動不能」
技を選択していても、相手の「まひ」による痺れや「ねむり」「こおり」、あるいは「ひるみ」によってみちづれを繰り出す前に行動不能となった場合は、効果が展開されないため不発となります。