70-000形は、JR東日本の通勤型電車「209系」をベースに設計・製造された車両です。コスト削減を目的に共通設計が多く採用されていますが、東京臨海高速鉄道ならではの独自仕様が随所に散りばめられています。
外観上の最大の違いは曲面ガラスを採用したラウンド形状の先頭デザインです。JR209系の角ばった形状に比べ、柔らかく洗練されたフォルムを持っています。また、カラーリングは東京湾をイメージした鮮やかなターコイズブルー(エメラルドブルー)とダークグレーのツートン帯が施されています。
内装面においても、東京臨海高速鉄道のオリジナル仕様として青系のグラデーションモケット(座席表地)が採用され、地下区間や高架橋から望む臨海副都心の景観に合わせた独自の空間演出が施されました。後の車体改修時にはドア上に車内案内表示器(LCDやLED)が追加設置されるなど、時代に応じたアップデートが続けられてきました。