新穂高ロープウェイを訪れる際、まず頭に入れておくべきなのは「標高差による圧倒的な気温差」です。ロープウェイの発着点である新穂高温泉駅(標高1,117m)から第2ロープウェイ終点の西穂高口駅(標高2,156m)までは、標高差が1,000メートル以上あります。
一般的に標高が100メートル上がるごとに気温は約0.6℃下がります。そのため、山頂駅の展望台は麓の新穂高温泉駅と比べて約6〜7℃、高山市街地や松本市などの平野部と比べると約10〜12℃以上も気温が低くなります。平地が気温30℃を超える猛暑日であっても、山頂は20℃を下回る別天地です。
さらに、北アルプス展望台の天気予報を確認する上で注意したいのが「体感温度」です。山頂は遮るもののない稜線近くに位置するため風が吹き抜けやすく、風速が1m/s増すごとに体感温度は約1℃下がります。穏やかに晴れているように見えても、デッキ上に立つと肌寒さを感じることが日常茶飯事です。