最高にハイってやつだの元ネタ完全版!Dio覚醒の巻・話数と真相

最高にハイってやつだの元ネタ完全版!Dio覚醒の巻・話数と真相

最高にハイってやつだの元ネタ完全版!Dio覚醒の巻・話数と真相の注目ポイントを分かりやすくまとめてご紹介します。

このシーンを唯一無二たらしめているのが、セリフと同時に繰り出された異様な身体表現、通称DIO 頭に指 ポーズ 由来となるヴィジュアルです。

常人であれば激痛で失神するはずの行為——自らの人差し指をこめかみ(頭部)深くまでズブズブとねじ込み、脳をグリグリとかき回すような仕草をしながら、満面の笑みで高笑いを響かせます。なぜDIOはこのような奇怪極まりない行動を取ったのでしょうか。

作中の描写と吸血鬼の設定から紐解くと、このポーズには2つの明確な意味が存在します。

第一に、「肉体の完全な支配と痛覚の快楽化」です。ジョナサンの肉体が放っていた拒絶反応がジョセフの血液によって完全に消え去り、脳の神経伝達が末端まで完全に掌握されたことを自ら確認する行為でした。痛覚神経を自ら刺激しても一切の苦痛を感じず、むしろ脳内麻薬が分泌されるがごとき悦楽として知覚している様を、承太郎に見せつけて圧倒的な優位性を誇示したのです。

第二に、「人間を超越した絶対的強者の誇示」です。承太郎が必死に繰り出した頭部破壊の致命傷すら、今のDIOにとっては「指先で頭をいじる程度の遊び」に過ぎないという絶望的な格差を演出しています。この禍々しくも美しい狂気の構図が、荒木飛呂彦氏の卓越したデッサン力と相まって、読者の脳裏に焼き付くこととなりました。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。