『ひとつ屋根の下』出演当時の写真や映像を見ると、10代特有のあどけなさの中に、すでに完成された彫りの深い美しさが同居していたことが分かります。インターネット上でも「若い頃の中谷美紀が信じられないほど美少女」「美しすぎて異次元」と定期的に話題を集めるほどです。
本作で女優としての礎を築いた中谷美紀は、1996年には坂本龍一プロデュースの楽曲『MIND CIRCUS』で音楽シーンでも独自の世界観を確立。その後、女優業において数々の歴史的ヒット作を生み出していきます。
・『ケイゾク』(1999年・TBS系):天才肌だが変わり者の刑事・柴田純役で大ブレイク
・『リング』『らせん』(1998年):高野舞役で映画界でも強烈な存在感を発揮
・『嫌われ松子の一生』(2006年):壮絶な半生を熱演し、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞
・『JIN-仁-』(2009年・2011年・TBS系):花魁の野風と友永未来の二役を演じ分け、圧倒的な気品と哀愁で社会現象に
コミカルな役柄から妖艶な花魁、重厚なヒューマンドラマまで完璧に演じ分ける表現力は、17歳のデビュー作から一歩ずつ積み上げられた弛まぬ研鑽の賜物です。