客観的なスタッツサイト『FootyStats』が記録する直接対決データによると、レアル・マドリード対セビージャ過去対戦成績は通算40試合でレアル・マドリードの29勝、セビージャFCの8勝、引き分けが3試合となっています。勝率にして約72.5%と、数字の上ではマドリー側の圧倒的優位が示されています。
しかし、近年のスコアシートを詳細に辿ると、決して一方的なゲームばかりではない事実が浮き彫りになります。ゲキサカ等の公式記録でも報じられている通り、サンティアゴ・ベルナベウでの対決では、終盤81分にルカ・モドリッチが放った技ありのミドルシュートによって1-0で辛勝した第26節の劇的マッチや、ベリンガムとムバッペのゴールで2-0と突き放した第17節のように、セビージャの屈強な守備組織を崩すのにマドリー側が多大なエネルギーを消費しているケースが目立ちます。
セビージャが手にした8勝の多くはホームのサンチェス・ピスフアンで記録されたものであり、ベルナベウでのアウェイゲームにおいてセビージャが白星を挙げるハードルは極めて高いと言わざるを得ません。それでも引き分けがわずか3試合という数値は、両者が引き分け狙いの消極的なサッカーを選択せず、常にリスクを冒してゴールを目指すオープンな攻防を繰り広げてきた証左でもあります。