全くの事実無根である再婚疑惑がここまで定着してしまった理由は、主に次の3つの要因に集約されます。
第1の要因は、結婚当時の年齢(お互い38歳という成熟した大人婚)です。2015年8月の結婚発表時、2人はともに38歳でした。社会的にもキャリアを確立した年齢でのゴールインだったことから、「これほどの好青年でスポーツマンなら、過去に一度くらい結婚歴があっても不思議ではない」という世間の先入観が先行し、「初婚なのか再婚なのか」を調べるユーザーが急増しました。
第2の要因は、仕事に伴う「一時的な単身赴任(週末婚生活)」です。辻上氏がサッカークラブの要職を務めていた時期、拠点を東北と東京に分けて生活していた時期がありました。これを取り上げた一部メディアの「別居生活」というセンセーショナルな見出しが独り歩きし、「離婚危機」「すでに破局して再婚したのではないか」という誤った憶測を呼ぶ引き金となりました。
第3の要因は、「同姓同名の著名人や他スポーツ選手の再婚ニュース」との混同です。サッカー関係者の結婚・離婚報道がネット上に流れるたび、関連ワードとして名前が引きずられ、アルゴリズム上で「再婚」の文字列が結びついてしまったという構造的な事情も見逃せません。