彼女の遺した言葉の真髄をより深く味わうには、当時の発言や日記がまとめられた書籍に触れるのが確実です。数ある関連書のなかでも、特に評価の高い2冊を挙げます。
『マザー・テレサ 愛のことば』(女子パウロ会)は、彼女の生前の発言や祈りをテーマ別に再編した入門書として最適です。片手に収まるサイズで、日々の隙間時間に短い言葉を噛みしめることができます。
さらに一歩踏み込んで彼女の内面を知りたい方には、『マザー・テレサ 来て、わたしの光になりなさい――書簡集』(PHP研究所)が挙げられます。聖女として称賛される陰で、数十年にわたり「神の不在」という深い心の闇や苦悩と闘い続けていた実像が明かされており、彼女の言葉が単なる綺麗事ではない現実の重みを伝えてくれます。